皆さんこんにちは。オナムントです。
「時計の広告写真はなぜ針を10時10分にしているのか」
ということで、本日はわたしの生まれた時間である「10時10分」にちなんだお話を1つ。
ウェブ上にあるの時計写真や製品カタログをよく見ると、時計の針が「10時10分」になっています。
(セイコーは10時8分で統一しているそうなので全てではないですが、たいていは近くの時刻を設定してます)
これにはちゃんとした理由があります。
理由1:ブランドロゴが時計の中心から上にあるため
ブランド品の時計だと、文字盤の12の下にブランドロゴが配置されていることが多く、隠れないようにするため。
理由2:針のデザインを全て見せられる
時計職人は針にもこだわりを持って作られているので、すべての針をユーザーに見てもらうために、針が重ならない位置にもってきている。
理由3:美しく見える
例えば8時40分あたりだと、理由1と2はクリアしますが、針のかたちが逆向きの「ヘの字」になり、なんだか悲しげな見た目になってしまいます。
10時10分の位置に針をもってくると「Vの字」に見えて、見た目が美しくなります。
これらの理由から、時計を撮影する時には、10時10分の位置に針を持ってきているそうです。
やっぱり第一印象って大事ですね。
これをするかしないかできっと売上も変わるんだと思います。
こういった細かい分析をして商品を売り出すことも、経営戦略の1つなのかもしれないですね。
もっとも、10時10分に生まれたということは良い時計をつけることがわたしの宿命だと勝手に思ってます。
なので向上心を持って、いつかはロレックスかオメガを買えるように頑張ります。